…いや、なかったという方が正しいだろう。
映画や映像を観る(確認する)時はいつもパソコン用モニタでした。
テレビ番組は、実家に帰った時に録画したものを観るくらい。
音もスピーカーから出せるし、それはそれでよかったんですけれど、
確認したり何だりで大きいモニタがほしいってことになったんですね。
無 → 部屋のサイズの割に大きめな液晶
このギャップの激しさに、いつも以上に驚いている、
私、そして周囲の人たちでした。
とりあえず寝転がって足から首くらいまではあるようだ |
…なんか電器屋さんより部屋の中に置いた方が大きく見える。
何故か寝転び自分の身長と比べたりする、意味不明の行動。
初めてテレビが我が家にやって来た時の子供のような、昭和なイメージ。
自分の動画、結構大きめで観れて、ちょっと嬉しかったり |
あんまり音が聞きたくなかったから、というのが率直な気持ちです。
普段スピーカーやヘッドフォンで制作中の楽曲を何十回も何百回も聴いているので、
休んでいる時まで余計な音を聴きたくないと考えていました。
あとは、自身の場合、映像に引き込まれてしまいすぎるからです。
最近CGも増え、現実か否かわからないような、臨場感のある映像が増えましたね。
映像もそうだし、すごく上手な演技を観ていると、
本当に引き込まれてしまって、現実に戻ってくるまでに時間がかかります。
だから支障があると思っていました。普段の生活に。
…でもそれは違ったんですね。
テレビを久しぶりにゆっくり観て気づきました。
別に引き込まれようが、音がうるさかろうがいいじゃない、と。
特に好きなドキュメンタリー番組の映る画面を見つめている時は、
気づくと無言のまま何時間も経っていたりします。
実際に現地に行った感動と全く同じとは思いませんが、
こうやって行ったこともないような土地のこと、
旅のしようがない過去のこと、最新の技術と未来へ希望とか、
自分の狭い頭で一生懸命考えていたことが馬鹿みたいと思えるほど、
新しい事への興味を与えてくれ、視野を広げてくれたりもするんだ、
と考えました。
…とは言え、テレビ恐怖症はまだ完全に治った訳ではなく、
本当に何時間かだけ、観たいものがあった時だけ観ることにしています。
そしてこのモニタで初めてみた映画は、
私が大好きな映画の一つ「Back to the Future」の3。
大きい画面に慣れていないからか自分もウエスタン時代へ行って戻ってきたのか、
次の日まですごい疲労感。…映画の迫力、侮れぬ。
テレビ生活に慣れるまでには時間がかかりそうです。
今度、友達が最近教えてくれた、
私の曲を流して頂いているという番組もリアルタイムで観てみたいと思います。
とっても楽しみ〜(´∀`)